私たち日本文化研究部は、平成25年度から活動を始めた新しい部活です。調べ学習、体験学習やフィールドワークを通して、日本文化について学んでいます。
私たちにとっての最大の行事は、雙葉祭です。毎年、日本文化に関する研究の成果を発表しています。過去には「伝統芸能」や「お寺・神社」、「日本のファッション」などをテーマに発表しました。雙葉祭に向けて、大きなテーマとそれに沿った複数の小さなテーマを設定し、グループごとに研究を重ねています。夏休みには、東京や京都などへ合宿に行き、研究内容を深めます。雙葉祭では、こうした研究の成果をレポートにまとめ、発表しています。また、テーマに沿った部員考案の装飾も展示の見どころの一つとなっています。
そのほかにも、年明けにおせちを持参し、その意味について学んだり、学校近隣の駿府城を見学したり、浅間神社での茅の輪くぐりに参加したりと、身近な日本文化を実際に体験する活動を行っています。
私たちが無意識に親しんでいる日本文化に目を向け、過去から未来へと紡がれていく歴史の中で、受け継がれたもの、変質したものについて学ぶことは、私たちの生きる“今”を考える契機にもなっています。