2026年5月18日
新しい週のはじまり、晩春から初夏へ、日増しに強まる陽ざしに、富士山も白い衣を長袖から半袖に衣替え、いよいよ袖をまくっている朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
カトリック教会では「聖母月」とされる今月の祈りのことばに、「マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて思い巡らしていた(ルカ福音書2章19節)」を選びました。私たちは、従順と祈りのしるしであるマリアさまのお姿や生き方にどのように倣うことができるでしょう。
今の皆さんくらいの年齢であったマリアさま。自らの身に起きる信じられない出来事の数々に、思いめぐらすことが次々に表れ、不安で仕方がなかったことと思われますが、彼女はそのすべてを、自らの力や自分の考えのなかで決めることはせず、神さまの望みとして受け入れていきます。
私たちも、それぞれの生涯を歩む中で、自分の心を大きく揺るがす出来事、自分の力ではどうにもできないように思われる出来事に出会うことがあります。いつもいつも自分に降りかかる出来事や言葉に真正面から向き合い、静かに受け止めるのはとても難しいことです。それでも、私たちの歩む道に用意された物事には、きっと大切な意味があり、かぎりのない良き計らいであるのでしょう。
本当に自由で純真な心で自らの前に立ち表れる出来事や人に向かうとき、その奥に響く神さまの声、愛への導きを聴くことができるのかもしれません。忙しなく過ごす日々の中でも、自らの心の奥底に神さまの住まう場を設け、マリアさまの「心に納めて思い巡らす」姿に倣いながら生きていけるよう願い、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせてくださった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見い出させてください。