「人間一人ひとりの尊さ、そして幸せとはなにか」について学びました。
10月28日(水)に、幼きイエス会日本管区長でいらっしゃるシスター高橋睦子様をお迎えし、「中3黙想会」が行われました。1日の様子を、生徒の感想とともにお伝えします。
【 シスターのお話(1) 】
・シスターがおっしゃった、子どもたちは「神様の宝石箱」、138億年の宇宙の歴史で「その人」は一人だけであり、代わりは存在せず、一人の例外もなく神様の宝物なのだというお話に強く心を動かされた。自分もこれからの生活の中で、一人ひとりが「神様の宝物」であるということを心にとめ、自分の周囲の人々が「とてつもなく尊い存在」なのだということを忘れずに接していきたいと思った。
・シスター高橋が25歳で洗礼を受けたこと、昔は神を全く信じていなかったこと、シスターという生き方に至るまでに考えたことをお聞きでき、シスターの方々は皆小さなころから神様を信じているのだと思っていたので、そのような人生もあるのだと世界が広がった。とても率直な、貴重なお話をいただけたと思う。
【協力ゲーム】
一人一人に配られたそれぞれ形の異なるカードを、言葉や身振り手振りを使うことなく与え合い、全員が正方形を完成させるゲームです。
・今回のように複数人で協力してひとつのものを作り上げるためには、自分だけを真っ先に見るのではなく、周りの状況を確認して良く理解することが大切だと分かった。自分の力だけでは達成できないことも、協力し合ってそれぞれが役割を果たせば達成できるということを実感して改めて、今自分の周りにいる人たちを大切にしようと思った。
・自分の手元にあるものだけで四角形を作ろうとすると全員の正方形が完成しなかったことから、周りを見て行動することの大切さを学ぶことができました。日常の中でも、自分が思うようなことだけをするのではなく、ちゃんと、周りを見て、相手を見て、動くことができるようになりたいと思いました。


【 シスターのお話(2) 】
・「天国と地獄は同じ長い箸を使う」というお話が特に印象に残った。与えられた状況が同じでもその中でどのように周りと関わりあうかが幸せに生きるためにいかに大切であるかということをとても考えさせられるお話だったと思う。
・特に「Negative Capability (不確実なものや対処できない事態に耐え、受容する力)」についてのお話が心に残った。私は普段生活している中で、周りの人との関係や自分が将来どう生きていくかなど、すぐには答えを出すことのできない多くのものごとについて、すぐに答えを出せることが良いことなのだと思っていた。しかし人生にはすぐに答えが出ないことの方が多いため、すぐに証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、疑いの中にいることができる能力はとても大事なのだと知り、今まで悩みとしてしかとらえていなかった事象が自分の中で覆されたように思う。


黙想会を通して、「かけがえのない自分を大切にし、同じくかけがえのない他者を大切にすること」や、「相手に寄り添い、自分の持つものを分かち合って、幸せに生きていくこと」の大切さを一人一人が感じられたようです。2月には中学最大の行事である沖縄体験学習が控えています。この日の学びを活かし、本当の平和とはなにかを深く考え、感じる体験になってほしいと思います。