学校生活Q&A

学校生活に関する
よくあるご質問と
回答をご紹介します。
キリスト教について知識がないのですが、学校生活で困ることはありますか?
A.
困ることはありませんのでご安心ください。生徒は入学後「静岡雙葉の宗教の授業」の中で一つずつ学んでいきます。キリスト教の教えについて学ぶ中で、自分自身を見つめ、人としてどう生きるかを考えていくようになっていきます。
雙葉の学習指導はどのように行われていますか。
A.
科目ごとに、専門の教員が行っています。生徒たちは進んで意見を出し合い、学びを深めていきます。中1では年度の始めに「学習ガイダンス」が実施され、勉強の仕方、ノートの取り方、定期考査に向けた準備の仕方など細やかな指導を受けます。それぞれの学年に応じて計画→実行→見直しを習慣化できるよう、手帳を使った指導も取り入れています。学習の仕方をしっかりと身につけることで、進路実現へとつなげていくことができます。
雙葉中学校のカリキュラムの特徴について教えてください。
A.
全学年、国語・数学・英語は標準時間以上を確保しています。また、中学1年生は金曜の7時間目に学び直しの時間として「クラルテ・タイム」を実施し、授業で学習した内容を確実に定着させる取り組みを行っています。これにより、主体的に学習する態度を育むための足掛かりができます。また、中2・3では美術・音楽の授業時間数を多くし、豊かな感性を育み、想像力と想像力・表現力を育成しています。
同じ小学校から雙葉中学校に進学する人がいません。一人で雙葉に進学することに不安があります。
A.
新入生の出身小学校は約80校と大変多いです。出身小学校から一人で来る生徒も大勢います。緊張は最初の数日間で、すぐに打ち解け楽しく学校生活を送ることができます。
女子校の良さはどのようなところにありますか。
A.
学習面では女子校ならではの強みや思考傾向を生かした的確な学習法で、自ら学習する意欲を引き出す指導ができるところです。理系科目にも果敢に挑み、自信をつけていくことができます。生活面では、部活動・行事・実験・実習すべてにおいて女子だけで行うことによる、リーダーシップやフォロワーシップが育っていきます。
中学・高校6か年教育の良さを教えてください。
A.
併設型中高一貫校の特例を生かし、高校の必履修科目を先取りすることにより、高校での学びをより深いものにしていきます。中学段階から無理なく高校の内容を取り入れ、学習内容の本質的な理解を図ります。令和7年度より50分×6時間授業となり、課外活動や自主的な活動を充実させられるようにしています。
学校生活で困った際に相談できるところはありますか。
A.
本校では3名の学校カウンセラーがいます。それぞれの悩みに寄り添い、ご家庭との連携もとりながら解決に向かうよう、できる限りのフォローをしていきます。また、相談室も常時対応しておりますので、困ったときには遠慮なく訪ねてください。
どのような学習支援が用意されていますか。
A.
本校では日常的に、朝や放課後に教員のもとを訪れ、質問をする生徒の姿が多く見られます。教室のほかにも机ごとに個別の仕切りがあり集中しやすい学習ホールや図書室、4階の大教室など、自習可能スペースを複数用意しており、学習に専念する環境が整っています。また、放課後の質問会や勉強会、休暇中の講習など、さまざまな授業外の講座を受講することができます。また上級生が下級生に勉強を教える学習支援の時間も用意されています。 6か年一貫教育の良さを十分に感じていただけることと思います。
高校生と中学生が関わる場はありますか。
A.
はい、部活動や委員会活動、有志の活動を通して上級生とともに関わる時間を通して、下級生は自分のなりたい姿をイメージしやすくなっています。また、「先輩に学ぶ会」では高2が高1へ、高1が中3へと、具体的な学習への取り組み方を話すことによって刺激を受け、次年度に向けて意欲的に学習に取り組む姿が多く見られます。
大学受験に向けた取り組みは、どのようになっていますか。
A.
担任との面談を通して、生徒は自分自身が進むべき進路についてしっかりと考え、意志を持って進んでいきます。また、新しい入試制度に対応できる力の養成のため、医学部志望者を対象とした小論文・面接講座や医学部進学講演会なども定期的に行われています。本校オリジナルの冊子『進路のしおり』は先輩からの熱いメッセージが掲載された、大変貴重な資料となっており、上級生の学ぶ姿勢に刺激を受けています。
部活動はどのように選ぶのですか。
A.
現在、同好会を含む26の部活動があります。自分の興味・資質・生活スタイルに合わせて自由に選ぶことができます。雙葉祭では仲間とその成果を発揮し、何物にも代えがたい達成感を得ることができます。
遠距離通学ですが、学校生活に支障が出ることはありませんか。
A.
本校の生徒は、西は豊橋から、東は熱海までと県内のさまざまなところから通学しています。通学時間は30分~1時間30分の生徒で半数以上を占めます。時間の使い方を学びながら通学と学業の両立をしています。
安全管理についてどのようになっていますか。
A.
校舎は、地震に対して高い安全性が確保されています。不審者対策として防犯カメラを設置しモニターで常時監視できる体制をとっています。正門の出入り口はIDカードで開くようになっています。登下校時、タグを持った生徒が正門を通過すると、保護者の方にメールでお知らせする「ツイタもん」のシステムも導入しています。
携帯電話・スマートフォンは許可されていますか。
A.
緊急時を想定し、所持は許可しています。校内での使用は禁止されています。
雙葉の入試問題はどのようにすればいただけますか。
A.
学校説明会、ミニ学校説明会、入試問題解説会、雙葉祭、国語・算数のステップアップ講座などで入試問題をお渡ししています。7月に実施する入試問題解説会では、国語と算数の教員による説明がありますので、ぜひご参加ください。
保護者が学校に出向く行事はどのようなものがありますか。
A.
保護者個別面談(年1~2回)、学年保護者会(年2~3回・zoomの保護者会もあります)、授業参観会(中学)、進路説明会(高2・3)があります。また、体育祭や雙葉祭、講演会・音楽鑑賞会など、全校で行う行事の中で、保護者の方に参加していただけるものもございます。
保護者の役員などの制度があれば、教えてください。
A.
全校生徒の保護者が後援会会員となります。雙葉祭バザーの際には、全校の保護者の方にお手伝いのご協力をお願いしています。後援会の役員を引き受けていただいた場合には、年間数回の会議に参加していただいています。
また、本校には父の会、母の会という組織があり、任意での参加となります。
どちらも50年以上に亘り引き継がれている、伝統ある会です。年6回程度、学校に集まり、神父様の講話などを聴く例会があります。集まりの中でお子様の学校生活や諸行事での様子を知ることもできます。お子様がカトリック校で学び、豊かな心を養い、成長していくのと同様に、保護者の方も学びの多い会となっています。例会の他、親睦会や納涼会など、会員の方々同志の親睦も深めていらっしゃいます。