ろうけつ染めを体験し、世界に一つだけの作品を作りました
8月17日(土)、「FBJCの集い 夏休み特別回」を開催しました。今回は、染色家(紺友染色工房5代目)の鈴木緑さん(本校卒業生)を講師としてお招きし、小学生とその保護者の皆さんに、「染色体験講座~世界に一つだけの作品作り~」と題したろうけつ染めを体験していただきました。
はじめに、鈴木さんから、ろうけつ染めの仕組みや作業工程についてご説明いただきました。その後、鍋でロウを溶かし、溶かしたロウを筆にふくませて布地に思い思いの絵や文字を描きました。初めてのろうけつ染めでしたが、布につけるロウの量や温度に注意しながら、丁寧に下絵を完成させることができました。
下絵が完成した後は、染料で布を染色しました。色をつけると、ロウで下絵を描いた部分が白く浮かび上がりました。色の濃淡を出したり、複数の色を使って染めたり、それぞれ工夫を凝らしながら世界に一つだけの作品を創り上げていました。自分が考えたデザインが実際に形になっていく楽しさも存分に味わうことができました。
◆事後アンケートより◆
・初めてのろうけつ染めでしたが、思ったデザインをどう表現するか、工夫して取り組めてよかった。
・ろうの特性について学んだり、ろうけつ染めの手順を学べたりして嬉しかった。また雙葉に来たいです。
・初めての体験で、楽しかったです。講師の先生がアドバイスをくださったので、想像以上にきれいに仕上がり、夏のよい思い出ができました。