6年間の学校生活を支えてくれたすべての人に、感謝の祈りを捧げました
2月28日(金)に、聖堂にて「高3 卒業感謝ミサ」が挙行されました。司式は本校理事長の林健久神父です。第一朗読では「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、 練達は希望を生む」(使徒パウロのローマの信徒への手紙 5章1-5節)という一節が読まれ、また、福音朗読では有名な「心の貧しい人々は、幸いである。天の人々はその人たちのものである」という、有名な「山上の説教」の部分(マタイによる福音書 5章1-12節)が読まれました。神父様のお話では、これらの朗読箇所を引用されながら、「試練の中でも悲しみに耐えれば、希望が生み出されます。皆さん一人ひとりが、神様に愛されたかけがえのない存在であることを、いつも心に留めて下さい」とお話し下さいました。共同祈願では、各クラスの代表生徒と高3学年主任が、これまでの6年間の学校生活を支えてくれたすべての人に感謝を伝え、卒業後もそれぞれの形で学びを深め、知見を広げていくことができるようお祈りしました。
ミサの最後には、生徒たちが中1の錬成会で歌って以来、ずっと皆のお気に入りの聖歌である「なかま」を全員で合唱しました。自分の、そして友人たちの6年間の歩みを噛みしめながら、卒業後も変わらぬ絆があることを感じられたひと時でした。
◆第一朗読(使徒パウロのローマの信徒への手紙 5章1-5節より)◆
わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。
◆福音朗読(マタイによる福音書 5章1-12節より)◆
「心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである。
悲しむ人々は、幸いである。 その人たちは慰められる。…(中略)
平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。
義のために迫害される人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。」
◆聖歌「なかま」(3番)◆
それぞれが 道を見つけ歩き始める 結ばれた強い絆 ともに過ごした日々
どんなに離れてても 決して消えることない 永遠の宝だから
キリストのもとにあって いつも仲間だから