生命科学コース「廃棄されるホタテの貝殻の環境に配慮した実用的な再利用方法」。食卓で廃棄されるホタテの殻を全校で集め、自力で粉砕し、研磨剤を作成しました。生命科学コース「生姜のタンパク質分解酵素と消臭効果」。タンパク質分解酵素の有無と、その分布状況について調べるための2つの実験を行い、実験結果から考察したことを発表しました。発表会のプログラムに掲載されている、生命科学コースの研究内容の一部をご紹介します。身近な疑問や興味のある事象をきっかけに、本格的な考察や実験が展開されていることがわかります。科学技術コース「ハンガー制作」。制服をひとまとめにかけられるようにするため、xToolというレーザー加工機を使い、木材を切断してハンガーを作りました。科学技術コース「身体の中をのぞいてみよう!」。自身が受けた手術の経験から、3Dで臓器を再現し、詳細を書き込んで術前の患者さんの不安を和らげられるようサイトを作りました。(写真はすい臓のモデルの製作過程)科学技術コース「時代はモーターカー登校」。登校用の自転車モーターカーを製作し、特別小型原付自転車のナンバーを取得しました。東京での大会出場の様子は、以前の「雙葉日記」でもご紹介しています。社会科学コース「戦争と音楽~第一次世界大戦時と第二次世界大戦時の音楽の使用目的の変化~」。当時の人々は音楽に何を求め、どのような影響を受けていたのか、考察を進めました。社会科学コース「文豪の自殺の意義とは~芥川龍之介と太宰治を中心に~」。この2人の文豪の残した作品や私生活、時代背景を追いながら、彼らの自殺の原因や文学界への影響をまとめました。教員からの質疑に応答する生徒。(社会科学コース)発表を聴きながら、要点や感想をメモする中学生。(別途、Googleフォームにてアンケートも実施しました)国際教養コースは、全て英語で書いた要旨集を作りました。各教室での発表やスライドの内容も全て英語です。(写真は「宇宙人」についての研究発表の要旨)国際教養コース「Quality Medical Care for All」。実際に海外で医療活動をされた経験のある方からお話を伺い、世界の医療格差問題に対して向き合い、考えたことを話しました。国際教養コース「The Influence of Social Media」。私たちはSNSとどのように付き合っていけばよいのか、過去に話題となった事例を挙げながら発表しました。国際教養コースの発表には静岡大学の先生と留学生の方々も臨席され、英語による質疑応答も活発に行われました。