自ら立てた問いを探究し、プレゼンテーションを行いました
高1科学技術コースでは、5月22日(木)6時間目のコースの時間に、テーマ探究の第一歩として「ポスターによる調査探究発表会」を実施しました。「ふたばラボ」と、隣接したロッカールーム前のスペースを使って生徒の作成したポスターを掲示し、1つの掲示スペースに3人の生徒が交代で約10分ずつ、質疑応答も含めたプレゼンテーションを行いました。
同コースの高2での探究では、プログラミングや3Dプリンターなどの技術を駆使した「ものづくり」というイメージが大きいのですが、そのテーマ設定に至るまでには必ず動機があり、さまざまなメディアに触れながら探究し、探究した後も他者に説明し、今後にどう活かすかという考察を行うなど、制作以外のプロセスも重要になります。そのプロセスを経験的に学ぶために、今回各自の立てた問いに沿った「調査探究」を行い、同じコースの仲間や担当教員・見学に来た教員に向けてプレゼンテーションを行いました。「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」という、探究の基本サイクルを実践することを通して「探究」そのものについての理解を深めることができました。また、友人の発表を聴くことを通して、自分自身の興味関心の幅が広がり、それぞれの持つ着想の面白さにも触れることができました。
【探究テーマの例】
・ゲームは悪か?
・自然なコミュニケーションロボットとは
・自動運転の仕組みと安全性
・生成AIとは / 画像生成AIに騙されるわけ
・AI問診のメリットとデメリットは?
・3DCGアニメーションを作るには何が必要なのか
・3Dプリンターの活用法とは
・新たに開発された256ビットの量子コンピューターとは何か?
など