キャリア形成についての考え方や、職業人インタビューの作法を学びました
7月3日(木)、高1社会科学コースでは、「高校生キャリア形成事業」職業人講義を受講しました。講師は、NPO法人しずおか共育ネットの池ヶ谷祐太さんです。池ヶ谷さんは牧之原市で農業に携わりながら、地域での対話活動や若者のキャリア支援に取り組まれています。
講義では、「キャリアとは何か?」「これからの時代を生き抜く力とは?」といったテーマを中心に、自分自身の生き方や働き方を見つめ直すきっかけとなるお話を伺いました。変化が激しく、正解が一つではない時代だからこそ、自ら問いを立て、自ら行動する姿勢の大切さを学びました。
後半には、インタビューに向けた実践的な準備として、生徒同士がペアを組んでロールプレイを行いました。インタビューの基本的なマナーや質問の仕方、相手の話をしっかり聴く姿勢などを体験的に学び、次第に積極的にやり取りができるようになっていきました。
さらに、生徒たちは夏休みに実施予定の県内企業4社への訪問インタビューに備え、グループごとに担当企業の情報を調べ、インタビューの質問を検討しました。「どのような順番で質問をすると会話が深まるか」「何を聞けばその職業の魅力を引き出せるか」など、工夫を凝らしながら質問の計画を立てることができました。