「生きる」というテーマについて皆で語り合い、深めることができました
10月29日(水)から31日(金)までの2泊3日で、大原富士宮ビガークラブにて「高1研修会」が行われました。お迎えした神父様は、コンベンツアル聖フランシスコ会の山口雅稔神父様です。
今年度のスローガンは「Core」です。「Core」は「芯・核」という意味で、物理的な中心だけでなく、物事の本質や重要な部分も表します。この研修会を通し、これから生きていく中で、自分自身の軸や大切にしたいことをしっかり持つことができるように、という思いが込められています。
研修会の日程は以下の通りです。
【1日目】
ウォーミングアップ
開会式
神父様の講話(1)
個人考察・まとめ
班別エクササイズ(1)
神父様の講話(2)
個人考察・まとめ
VTR視聴
夕の祈り
【2日目】
朝礼
神父様の講話(3)
個人考察・まとめ
班別エクササイズ(2)
エッセイ執筆
班別分かち合い「エッセイをめぐって」
班別研修発表会
夕の祈り
【3日目】
神父様のお話(4)
個人考察・まとめ
ミサ
閉会式
富士ミルクランド
研修会では神父様のお話や班別エクササイズ、エッセイ執筆を通して「生きる」ことについて考察を深め、2日目の夜に行われた「班別研修発表会」では各班の分かち合いの結果を図示しながら発表しました。学年一丸となって取り組んだ発表会は大変盛り上がり、生徒たちの達成感も大きかったようです。班員のエッセイを聴き合ったり意見を分かち合ったりすることを通して、「生きる」ことについての自分の考えの変化や深まりを実感したということが、生徒たちそれぞれの言葉で語られていました。










◆実行委員長のコメント◆
私たちは、夏休み前に実行委員の募集がされてから約3ヶ月間、何度も実行委員会を行い、大変なことやうまくいかないこともありましたが、一生懸命に準備を重ねました。学年のみんなへのアンケートをもとに、「自立(律)・思いやり・生きる」の3つの軸を作り、“Core”というスローガンを生み出しました。“Core”とは、「芯」や「核」という意味で、物理的な中心だけでなく、物事の本質や重要な部分も表す言葉です。これには、自分自身の“Core”も他者の“Core”も大切にして生きることができるように、という思いが込められています。
研修会当日では、神父様の講話や班別エクササイズを通して、一人ひとりが主体的に考え、仲間をリスペクトしつつ、活発な議論を行い、研修会のテーマである「生きる」について互いに考えを深め合うことができました。2日目の班別研修発表会で、班の工夫が凝らされた色とりどりの模造紙や、朗読される個性豊かなエッセイ、より深く理解しようと交わされる質疑応答から、一人ひとりの中に“Core”が形作られているのを感じました。この学年のみんなが大きく成長し、スローガンと3つの軸を体現した姿にとても誇らしい気持ちになりました。また、実行委員として一生懸命伝えようとした思いが届き、みんながそれに応えてくれたことで胸がいっぱいでした。一緒に活動してくれた実行委員の仲間、全力で頑張る私を支えて下さった先生方、“Core”と3つの軸のもと素晴らしい研修会を作り上げてくれた学年のみんなに、心から感謝しています。この研修会で学んだこと、得たこと、経験したことはすべて私の宝物です。私はこれからも“Core”を大切にして生きていきたいと思います。そして、学年のみんなも“Core”をずっと大切にし続けてくれると信じています。