12月10日（火）公民科による企画「裁判傍聴」が実施され、本校の隣に位置する静岡地方裁判所に生徒と教員で行ってきました。今回傍聴させていただいた裁判は「窃盗・出入国管理法違反」についての裁判でした。
裁判を法廷で傍聴する経験は初めて、という生徒がほとんどでした。最初は裁判のイメージについて、緊張した空気の中で行われるイメージのため、怖さを感じながら傍聴に臨んだ生徒もいました。
この日、実際の裁判を間近にしたことで、ドラマの裁判のイメージよりも、事務手続きに近い内容の裁判が行われており、驚きを感じると同時に、これから新しい視点で裁判や事件に対して見る、良い機会となりました。
裁判終了後には裁判官の方による解説をしていただきました。生徒から出た「裁判官に向いている資質は何か」、「AIの技術が進歩している中で、裁判とAIの関わりについてどう考えていらっしゃるか」といった質問に対して、お考えを伺ったり、裁判所の役割や、裁判員制度の意義について伺ったりと、普段の学校生活では得ることができない知識や、体験をすることができました。
