卒業生による講演「『好き』を語る、未来を創る~古の調べに導かれて~」を行いました
7月12日(土)午後、「第2回 雙葉アカデミー」を実施しました。今回は、卒業生の土屋はる野さんをお迎えし、「『好き』を語る、未来を創る~古の調べに導かれて~」というタイトルで講演をしていただきました。土屋さんは中学・高校時代に大好きだった古典文学を大学でも専攻し、とりわけ「日本語学」という分野における、会話表現を追究しました。また、修士課程2年生の時に株式会社「ほぼ日」での半年間のインターンシップに参加し、また自身の在学したお茶の水女子大学の非常勤職員として、若い世代が日本の伝統的芸能と出会うことを目的とした「伝統芸能×未来」プロジェクトのイベント運営にも携わりました。現在は株式会社NHK出版にて、大河ドラマや朝ドラのガイド本の編集も手掛けています。
講演では、今のお仕事をするに至るまでの道のりや、「雙葉生のころのわたし」と題した、コーラス部の思い出や、部活動で培った経験と自分の「好き」を生かした、高3生を送る会での古典劇の創作など、様々な場面に垣間見られる彼女の「好き」の部分、そして雙葉への愛校心を感じさせるお話を語ってくれました。講演の後の交流会では、さまざまな世代のお客様や在校生が集まりました。一つ一つの質問にも丁寧に答えていただき、和気あいあいとして充実した時間になりました。
◆アンケートに寄せられたご感想◆
・興味深いお話をありがとうございました。忙しい毎日を送っていても勉強時間もしっかりとって、好きなことも突きつめて今に至っている人生が、とてもキラキラしていると思いました。
・「好き」なことをやりたくても時間に追われてしまってなかなかできない毎日です。没頭するには、その時の気持ちなど、ヒントをいただけたらと思い参加させていただきました。『徒然草』『枕草子』をとてもわかりやすく訳してくださって、そこが楽しかったです。わかってきたら共感できる→楽しいになるので、そうしたことで、自分の「好き」を追求していきたいと思いました。
・とても楽しいお話をありがとうございました。たまたま手に取ったチラシを見てうかがったのですが、お話を聴くことができて良かったです!ご活躍をお祈りいたします。