大阪・関西万博を訪れました
9月29日(月)~30日(火)の1泊2日で、中1から高2までの希望者約50名が「社会科フィールドワーク」に参加しました。昨年度までは奈良・京都を訪れていましたが、今年度は巷でも話題の「大阪・関西万博」を訪れました。「いのち輝く未来社会のデザインを私たちも考えてみよう」と題し、万博のテーマでもある「持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献」と「日本の国家戦略Society5.0の実現」について、高校生の視点から考え、未来社会を描く力を培うことを目指して、このフィールドワークを実施しました。生徒たちは以下の行程で、研修を楽しみました。
【1日目】
大阪関西万博に行きました。残すところ2週間の会期となり大変混雑していましたが、気候も良く、会場を歩き回りながら、それぞれに小さな世界旅行を楽しむことができました。
「三菱未来館」では生命のこれまでとこれからを、大使と本校との繋がりから特別招待をいただいた「サウジアラビア館」では、トーブを着た皆さんからの歓待を受け、中東地域独自の文化や産業発展の様子を学ぶことができました。
(※トーブ=アラブ諸国の民族衣装で、白い長袖・長衣の男性用衣装)
会期末が近づき、花火や噴水・ドローンショー、プロジェクションマッピングなど、閉園時間までイベント目白押しの会場を満喫し、数万歩の移動に多少の疲れは見せつつも、リングに囲まれた多文化空間を堪能した様子でした。
【2日目】
「大阪市立科学館」にて、科学の不思議や美しさ、楽しさを実感し、未知との出会いを繰り返しながら発展してきた人の暮らしや先端技術への理解を深めました。大阪大学や東京大学で使われた実験装置や江戸時代の星の図など、科学探究のホンモノの数々に触れ、万博で見た未来の扉の土台への知見を広げました。
帰路、大津プリンスホテルに立ち寄り、地元食材や有機野菜、話題のスーパーフードなどがふんだんに用いられた、環境にも身体にも優しいこれからの食を、ライブパフォーマンスや琵琶湖の全景をおさめる37階からの絶景を楽しみながらいただきました。