雙葉日記

2024.09.19

教育実習

授業やホームルーム活動を通して、教師としての学びを得ることができました

 9月2日(月)から約2~3週間にわたり、11名の卒業生が教育実習を行いました。教員の授業はもちろん、実習生同士でも授業を互いに見学し合い、知識や技術を磨きました。また授業やホームルーム内での生徒との関わりを通して、それぞれの学年に応じた生徒への寄り添い方や接し方を学びました。今年度は台風による休校の影響で、実習期間が移動したため、雙葉祭の時にも実習生は部活動や係の仕事の補助に入りました。「雙葉祭に向けて全力を尽くす生徒の姿、それを支える先生方の姿を間近で感じ取ることができ、またその中で自分も一緒に仕事をすることができてとても嬉しかったです」という実習生のコメントがありました。

◆実習生からのコメント◆

・実習授業を通して思ったことは、自分の頭の中で考えたことや、今考えていることを、生徒が理解できるように伝えるのがとても難しいということです。実技科目ということもあり、動きの説明やニュアンスのみでは伝わらない場合も多かったので、声掛けの仕方に悩みました。また、クラスの雰囲気によって、発問の言葉や指示の出し方を変えることも多く、各クラスの特色を掴み、それを授業に反映させることにも難しさを感じました。生徒との関わりについては、生徒のささいな言葉や表情一つひとつがとても心に響きました。例えば、「お弁当一緒に食べませんか?」「今日は部活来ないんですか?」「授業楽しかったです!」など、生徒が伝えてくれる素直な言葉が本当に嬉しかったです。実習前は不安な気持ちが多かったですが、今は実習期間が終わってしまうことがとても寂しいです。非常に貴重で、自分にとって実りある教育実習になりました。(中2・体育)

・教育実習では、多くの貴重な経験をさせていただきました。先生方はもちろんのこと、生徒の皆さんから学ぶことも多くあり、自己の成長を実感しました。実習授業では、生徒との対話を意識し、教壇に立つと不安よりも楽しさが勝っていました。高校1年生の皆さんは、臆せず積極的に授業に取り組む姿が印象的で、その姿勢に私も刺激を受け、誠実に向き合っていきたいと強く感じました。(高1・国語)

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