雙葉日記

2025.06.04

学園の日

雙葉学園の礎を築かれたバレ神父様・マザーマチルドに思いを馳せました

 5月31日は本校の創立記念日「学園の日」です。今年度は1日早い30日(金)に、講堂にて、午前中はミサ・式典、午後は音楽会を行い、全校でお祝いしました。

 ミサの第一朗読で読まれた『聖書』の箇所(フィリピの信徒への手紙 2章1~11節)における「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい」という部分や、福音朗読で読まれた箇所(ヨハネによる福音書 15章1~8節)における「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」という部分について、神父様は「神様とのつながり、人とのつながり」の大切さを説いて下さいました。「イエス様が人間と同じ姿であるのは、人間と同じ目線に立ってつながるため」と神父様はおっしゃいました。聖書で用いられる「回心」(神の道へ心を向ける)という言葉のように、自分中心になりがちな心を周囲の人々や神様に向け、つながりを築いていくことで、この学校もさらに豊かなものとなってゆくように、皆でお祈りしました。

【午前の部】

ミサ  司式:林健久神父様

式典  1 開式の辞

    2「校歌」合唱

    3 校長先生の言葉

    4 教職員勤続25年表彰

    5 DVD「わたしの幸せのはじまり」鑑賞

    6「学園歌」合唱

    7 閉式の辞

【午後の部】

《大西宇宙 バリトン・リサイタル》(ピアノ:石野真穂)

ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より“私は街の何でも屋”

モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》より“もう飛ぶまいぞこの蝶々”

モーツァルト:歌劇《魔笛》より“おいらは鳥刺し”

成田為三:浜辺の歌(作詩:林古渓)

中田喜直:悲しくなったときは(作詩:寺山修司)

小林秀雄:落葉松(作詩:野上彰)

シューベルト:ミューズの子 D764(作詩:ゲーテ)

       魔王 D328(作詩:ゲーテ)

R.シュトラウス:献呈 Op.10-1(作詩:ギルム)

J.S バッハ=グノー:アヴェ・マリア

ヘンデル:《メサイア》より“トランペットは鳴り響き”

ビゼー:歌劇《カルメン》より“闘牛士の歌”

プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より“誰も寝てはならぬ”

バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》より“マリア”

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