雙葉学園の礎を築かれたバレ神父様・マザーマチルドに思いを馳せました
5月31日は本校の創立記念日「学園の日」です。今年度は1日早い30日(金)に、講堂にて、午前中はミサ・式典、午後は音楽会を行い、全校でお祝いしました。
ミサの第一朗読で読まれた『聖書』の箇所(フィリピの信徒への手紙 2章1~11節)における「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい」という部分や、福音朗読で読まれた箇所(ヨハネによる福音書 15章1~8節)における「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」という部分について、神父様は「神様とのつながり、人とのつながり」の大切さを説いて下さいました。「イエス様が人間と同じ姿であるのは、人間と同じ目線に立ってつながるため」と神父様はおっしゃいました。聖書で用いられる「回心」(神の道へ心を向ける)という言葉のように、自分中心になりがちな心を周囲の人々や神様に向け、つながりを築いていくことで、この学校もさらに豊かなものとなってゆくように、皆でお祈りしました。
【午前の部】
ミサ 司式:林健久神父様
式典 1 開式の辞
2「校歌」合唱
3 校長先生の言葉
4 教職員勤続25年表彰
5 DVD「わたしの幸せのはじまり」鑑賞
6「学園歌」合唱
7 閉式の辞
【午後の部】
《大西宇宙 バリトン・リサイタル》(ピアノ:石野真穂)
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より“私は街の何でも屋”
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》より“もう飛ぶまいぞこの蝶々”
モーツァルト:歌劇《魔笛》より“おいらは鳥刺し”
成田為三:浜辺の歌(作詩:林古渓)
中田喜直:悲しくなったときは(作詩:寺山修司)
小林秀雄:落葉松(作詩:野上彰)
シューベルト:ミューズの子 D764(作詩:ゲーテ)
魔王 D328(作詩:ゲーテ)
R.シュトラウス:献呈 Op.10-1(作詩:ギルム)
J.S バッハ=グノー:アヴェ・マリア
ヘンデル:《メサイア》より“トランペットは鳴り響き”
ビゼー:歌劇《カルメン》より“闘牛士の歌”
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より“誰も寝てはならぬ”
バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》より“マリア”