雙葉日記

2024.10.15

台湾暁明女子高校の皆さんをお迎えして

本校との交流は今年で10年目を迎えました。

10月10日(木)、台湾の暁明女子高校の先生方と38名の生徒が来校されました。

台湾暁明女子高校と本校の交流は今年で10年目を迎えます。新型コロナ感染症対策のため、一時中断していた交流でしたが昨年度に再開し、今年度は例年と同様に実施することができました。

4時間目に台湾暁明女子高校の生徒さんたちが待機している講堂に、本校の中学3年生と高校1年生の生徒たちが入ると、お互いににこやかに手を振り合い、講堂があっという間に和やかな雰囲気に包まれました。

「歓迎セレモニー」では、それぞれの校長先生のお話を伺い、記念品の交換が行われました。その後に行われた「生徒交流セレモニー」では、暁明女子高校の生徒さんのご挨拶とスライドでの学校紹介、校歌と聖歌が披露されました。

本校からは代表で高校1年生の池田茜さんが英語で、同じく1年の鈴木智巳さんと森口沙也さんが中国語でご挨拶をし、校歌と聖歌「御手の中で」を合唱しました。

司会を担当した高1の後期評議委員と挨拶を担当した3名の生徒たちは英語や中国語の発音の練習をし、当日を迎えました。緊張しながらのスピーチでしたが、練習の成果がじゅうぶんに発揮され、温かい拍手に包まれました。

本校では、外国の学校の生徒さんが来校する際、「バディさん」と呼ばれるお世話係の生徒を募ります。今回は、一人の暁明女子高校の生徒さんに1~3名のバディが付き添い、一緒に昼食を食べたり、午後の2時間の授業を一緒に受けたりしました。最初はどちらの生徒も緊張している様子でしたが、現在流行のK-popやアニメの話で盛り上がり、あっという間にうち解けた表情になりました。午後は、音楽の授業で日本の和楽器「お琴」を体験したり、漢詩を中国語で読んでもらったりと、バディのクラスでそれぞれ授業を受けました。

お互いに理解し合いたいという気持ちで共通言語である英語を使って交流を行い、友情を築いたという経験は今後にも生かされていくものになることでしょう。

一覧はこちら