今朝の祈り | 学校法人静岡雙葉学園 静岡雙葉中学校・高等学校

雙葉日記

2026.09.24

今朝の祈り

2026年9月24日

新しい週も半ば、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉のとおりに、空気が入れ替わり、明日には中秋の名月を控え、いたるところに小さい秋が見つかる朝です。連休明け、今日も本当によくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

日本や世界には、そこで暮らした人々の願いの積み重なりから、祈りの香りに満たされた街、祈りの風が吹き抜ける街があります。その街に入るだけで、どこか優しい気持ちにさせられる、イタリアのアシジという街もそのひとつと言えるでしょう。カトリック教会では、この街で生きた聖フランシスコの没後800年を記念し、今年を特別に聖なる年として過ごしています。

聖フランシスコは、織物の輸入で財を成した裕福な繊維業者の家に生まれ、若い頃には他の青年たちと同じように騎士の道を夢見て、隣町のペルージアとの戦いに参加していましたが、十字軍へも加わろうとしていたさなか、病に伏します。夢を絶たれた悲しみの中での祈りの日々に神さまと出会う体験を得、煌びやかなものから離れた清貧、従順の生き方を選び、人々に本当に大切なものを知らせようとしていきます。

私たちは完璧さ、十全さを目指し、たびたびそうなれたように勘違いも起こしますが、それとは真逆の淵に立たされ、自分の欠けた部分のありがたさ、貧しさへの気づきを得たとき、大切ななにかに出会うことができるのかもしれません。

雙葉生としては、バレ神父さまの入られたミニム会もこの聖フランシスコの生き方に倣おうとした修道会であることも押さえておきたいですね。

アシジの聖フランシスコの遺した祈りを唱えながら、さまざまな豊かさに埋もれる日々の中でも、本当に輝くものとの出会いと感謝を忘れないでいられるよう願い、手を合わせて祈りましょう。

感謝を表す

神よ、すべてのつくられたものによって、わたしはあなたを賛美します。

わたしたちの兄弟、太陽によってあなたを賛美します。

太陽は光をもってわたしたちを照らし、その輝きはあなたの姿をあらわします。

わたしたちの姉妹、月と星によってあなたを賛美します。

月と星はあなたの気高さをうけています。

わたしたちの兄弟、風によってあなたを賛美します。

風はいのちあるものをささえます。

わたしたちの姉妹、水によってあなたを賛美します。

水はわたしたちを清め、力づけます。

わたしたちの兄弟、火によってあなたを賛美します。

火はわたしたちをあたため、喜ばせます。

わたしたちの姉妹、土によってあなたを賛美します。

土は草や木を育て、みのらせます。

神よ、すべてのつくられたものによって、わたしはあなたに感謝します。

(アシジのフランシスコ「太陽の歌」)

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