2026年2月16日
新しい週のはじまり、固かった木々の冬芽もほころび、灰色のキャンバスにぽたぽたと絵の具を落とすように差し色の煌めく朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
1年でもっとも短いといわれる2月も早くも半ばを過ぎ、冴え冴えとした冬の空気に春の風が混じり始めたことには、陽の温もりのなくなる夜の方が気がつきやすいかもしれません。ウォーキングやランニングで夜の道を行き交う方々の姿は、どこかそんな空気の移り変わりを味わっているように見えます。冷たい空気のもとで家々からこぼれる灯りが彼らを照らしています。どの窓の灯りの中にもそれぞれのお家の「いってらっしゃい」や「おかえりなさい」、「いただきます」や「ごちそうさま」、「お疲れさま」「ありがとう」があると思うと、愛おしい気持ちが湧いてきます。
街に溢れる灯りと同じように皆さん一人ひとりから溢れる光も周囲を照らす大切な輝きです。たとえそれが、ちらちらと燃ゆる小さな輝きであったとしても、神さまはいつもその灯りが消えることのないよう包み込んでいてくださいます。慌ただしくなってくる年度末も、そのように自らを包み込む愛を知りながら、愛おしく愛おしく、人にあたたかなまなざしをそそげる人でいられるよう願い、手を合わせて祈りましょう。
人に愛をあらわす
天の父よ、あなたはわたしたちに、
自分を愛するようにひとを愛しなさい、と命じました。
わたしはあなたの望みどおり、人のよい点を認め、
ひとの過ちをゆるし、ひとの立場を理解し、
協力することに努めます。
キリストよ、あなたは惜しみなく、
すべての人にゆるしとしあわせをあらわしました。
わたしがひとの弱さや乏しさに、
すすんで愛を示すことができるように導いてください。