2026年1月27日
新しい週のはじまり、強い寒波が列島を覆う傍ら、花をつける梅は増え、早咲きの桜も一輪二輪とその幹を春の色に装い始める朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
「神武以来の天才」と称された将棋界のレジェンド、加藤一二三さんが先週神さまのもとへ旅立たれました。お嬢さまである、シャルトル聖パウロ修道会会員・仙台白百合女子大学長の加藤美紀シスターによれば、困難にあるときには「人間は必要だから、この世に存在する。神様が愛していなければ人間も存在しない。誰しもやるべきことがあるんだ。だから、大丈夫だよ」と励ましてくださるお父さまだったと言います。
30歳のクリスマスに洗礼を受けられて以降、大変篤い信仰を抱き続け、対局に向かわれる車中ではロザリオを繰りながら祈っておられた姿が目撃されています。「戦う時は勇気を持って戦え。弱気を見せてはいけない。慌てないで落ち着いて戦え」という旧約聖書のレビ記の言葉を大切にされた63年の棋士生活の通算成績は1324勝1180敗。棋界を牽引する棋士であり続けながら、負け数も歴代トップ、負けた数だけ立ち上がってきたことを証しするような実績を誇られます。
祈る心が本当の意味で人を強くすることを教えてくださる彼の生き方に倣いながら、私たちも祈りが傍らにある生き方ができるよう願い、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせてくださった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。