雙葉日記

2025.12.09

今朝の祈り

2025年12月8日

新しい週のはじまり、冬の明るい星々が明け方まで美しく輝き、顔を出すのが遅くなってきたお日さまの光に白くなった富士の山が染め上げられる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

戦後80年目の12月8日を迎えています。昭和16年の今日を境に、日本は太平洋の周囲に大きく戦線を広げ、大変多くの国々を相手に大規模な戦闘を繰り広げていきました。皆さんのひいおばあさまやひいおじいさまは、あの日、そしてあの日からの5年弱をどこで、どんな思いで、どんなことをしながら過ごされていたでしょうか。時を経て、語ろうとされた方、語ることを選ばなかった方、忘れ去ろうとした方、さまざまおられることでしょう。語り継がれること、語ることのできなかったこと、あの間に体験されたことは私たちの想像をはるかに超えることの連続であったのでしょう。

待降節は2週目に入ります。待降節は「すでに」訪れた恵みと、「いまだ」訪れていない恵みを思い巡らすときでもあります。今ここにある平和の尊さを思い起こしながら、いまだ実現されていない平和に思いを馳せ、守るべきものが守られて、期待される将来が訪れることを願い、手を合わせて祈りましょう。

平和を願う

神よ、あなたの平和のためにわたしを役立たせてください。

憎しみのあるところに、愛が、

争いのあるところに、和解が、

分裂のあるところに、一致が、

疑いのあるところに、信頼が、

誤りのあるところに、真理があるように働かせてください。

絶望から希望へ、

悲しみから、喜びへ、

やみから、光へ、わたしたちを歩ませてください。

神よ、慰められることよりも、慰めることが、

理解されることよりも、理解することが、

愛されることよりも、愛することができるようにさせてください。

与えることによって、与えられ、

ゆるすことによって、ゆるされ、

あなたのためにいのちをささげることによって、

永遠のいのちが受けられます。      (アシジのフランシスコの祈り)

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