2025年9月17日
新しい週のはじまり、爽やかな水縹(みはなだ)色の空が広がり、桔梗など初夏の花が再び花盛りを迎えて微笑む朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
校舎を彩った装飾や展示などの片づけが進み、引退する先輩や長く過ごした部との別れも重なり、少し寂しくも感じますが、雙葉祭「PETALS」、その名に相応しく、皆さん一人ひとりの努力の結晶が美しい花びらとなり重なり合って、来校くださった皆様に満開の花をお見せすることができたのではないでしょうか。
皆さんの本気のやりたいが詰まったなにかには、人の心を揺さぶるとても強い力が宿ります。演技、演出、演奏、照明、企画、展示、説明、装飾、販売、ご案内やお土産に至るまで、各々の表現の場において様々な工夫が光り、学年が上がるごとにその練度は増し、ここまでできるんだと、皆さんの努力と成長の軌跡に立ち会えた場では、目頭を熱くし、心から湧き上がる嬉しさに満たされた来場者も多かったことと思います。
実行委員長を務めた一郷さんが、フィナーレで力強く語ってくれた言葉、「私たちは、ひとりではありません。自分のことを支えてくれる、愛してくれる、他者の存在がかならずあります。心暖まる瞬間や出会いを胸に、どうか、どうしようもなく辛い時にはひとりにならないで。」
行事の2日間と準備のときを通して考えたこと、感じたこと、挑戦したこと、悩んだこと、体験したことのすべてが、この言葉とともに、この先の道を照らす光となるよう願いながら、手を合わせて祈りましょう。
主の祈り
天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人を許します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。