2025年9月1日
新しい月、新しい週のはじまり、残る暑さの中にも新米収穫の便りが聞かれはじめ、田んぼの畦は秋の季語でもある露草や赤まんま(イヌタデ)に覆われ、虫の音も聞かれる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
皆さんが自分の心が動いたと感じるのはどんなときでしょう。憧れていた何かとの遭遇、自分の思いに深く一致することばや人に出会ったときでしょうか。
日々の物事、特別な体験、大きな物事の達成など、さまざまな場面で私たちの心はいろいろな方向へ動かされます。その多くは、向き合う物事に対する事前の予想を覆されたとき、想像を超える出来事との出会いでしょう。それぞれのこの夏の体験の中にもそのような大きな感動の出来事があってくれればと願います。
心に生まれる動きは正直で、自らの深い望み、ひいては私たちのうちにおられる神さまの声とつながっているものです。神さまが私の前に続く道に用意くださっているもの、その道を照らす愛と希望の豊かさは、私たちの想像をはるかに超えるものです。だからこそ安心して歩めばよいのです。
また新たに始まった日常、自分の心の動き、内なる声に耳を澄ませながら、自らの予想を超えるような何か、誰かの想像を超えるような何かを求め、ひたむきに私に与えられた賜物、特に人を愛する心を輝かせて、より心を込めて歩んでいくことができるよう、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせてくださった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。