雙葉日記

2025.05.12

今朝の祈り

2025年5月12日 

新しい週のはじまり、新緑を濡らした雨上がり、その葉に雫を光らせる草木がどことなく喜んでいるように見える朝です。西から段々と雲が薄くなり空が明るくなってきています。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

 昨日は母の日、来月の父の日と合わせてファミリーデーと言われます。親子であっても人と人、身近であればこそいろいろなことがありますが、皆さんを守り育ててくださっている保護者の皆様は、皆さんのことを第一に考え、多くの時間、体力、心を割き、子育ての正解を探し、悩みながらも、皆さんの喜びや悲しみを自分のことのように感じ、包み込もうとしてくださっているはずです。人ひとりを育てる大変な労苦の一切を引き受け、注いでくださる愛情のゆえに今ここに私がある恵みを思い起こしながら、今日はともにいるご家族のために感謝の祈りを捧げたいと思います。

今月末には学園の日を迎えます。同じように子どもたちに限りない愛を注ぎ、皆さんの母校となるこの学校の礎を築いてくださったバレ神父様の姿も思い起こしながら、手を合わせて祈りましょう。

福者ニコラ・バレ神父様に倣う祈り

神様、福者ニコラ・バレ神父様の学校に学ぶわたしたちは祈ります。

神父様は「小さい者の中でも一番小さい者」を意味するミニム会に入られ、

十七世紀のフランスにおいて、学校にいけない子供達のために無月謝学校を開き、

子供達の心に神であるあなたがお住まいになるように教育なさいました。

神様、わたしたちがバレ神父様に倣い、祈りを大切にすることによって、

幼子のようにあなたを信頼することを学び、

見栄や体裁で自分を飾ったりするのではなく、

ありのままの自分を愛することができるようにして下さい。

そしておごり高ぶる心から自由になり、イエス様の教えられたへりくだりの心で

平和のために働くことができるように導いて下さい。

わたしたちの主イエス・キリストによって。

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