雙葉日記

2025.02.10

今朝の祈り

2025年2月10日 

新しい週のはじまり、まだ冷たい風に運ばれる沈丁花の艶やかな香りが春のはじまりを告げる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

春の花の香りが漂いはじめるこの頃、桜の木にも小さな小さな蕾が見られるようになりました。「桜は、冬の寒さが厳しいほど、春の目覚めが良い」と言われます。寒さが厳しいほどに春の暖かさを敏感に感じ取るのですね。寒い日々はやがて終わり、春がやってきます。そんな当たり前の季節の移り変わりの中、日常的だけれど美しいものに驚き、感動することが、忘れていた大切なものを想い出させたり、自分を再発見させたり、時には今まで糸口を見出せなかった困難な課題に光を見出させることもあるのかもしれません。ささやかだけれど、かけがえのないことが世界を形づくり、変えていきます。緩やかな春への歩みの中で身の回りの自然の恵みを味わいながら、日々への神さまの豊かな祝福を願い、手を合わせて祈りましょう。

*参考:レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』、若松英輔『いのちの秘義』

朝の祈り

新しい朝を迎えさせてくださった神よ、

きょう一日わたしを照らし、導いてください。

いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。

物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、

いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、

感謝すべきものがあることを、悟らせてください。

自分のしたいことばかりではなく、

あなたの望まれることを行い、

まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを

見いださせてください、

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