雙葉日記

2025.01.20

今朝の祈り

2025年1月20日 

新しい週のはじまり、「小寒の氷、大寒に解く」という言葉のとおり、暦では最も寒い大寒を迎えながら、雨上がりの澄んだ青空が広がり、寒さの和らぐ朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

イスラエルとガザの間で続いてきた紛争にひとつの区切りが示されました。喜びに沸く市民の姿が報道される一方、大切な人や暮らしの糧、生きがいのすべてを奪われ、カメラやマイクを向けることもはばかられるほどに打ちひしがれた人々で溢れていることも想像されます。銃声を聞かない日のない1年と少しを過ごされた方々のためにも、どうかようやく訪れた平穏がこのあとも続くものであるよう祈りたいと思います。

キリスト誕生の地とされるイスラエルのベツレヘムにある生誕教会で行われた昨年のクリスマスのミサでは、「平和は不可能ではなく、私たちの意志により実現できるもの」と、現地の大司教様が語られています。

現地の人々や為政者はもちろん、広く私たち一人ひとりの手に託された平和の創り手としての使命を人任せにせず、だれもが自分ごととして力を尽くし、願い求めていくことができるよう、手を合わせて祈りましょう。

わたしをお使いください

主よ、きょう一日、

貧しい人や病んでいる人を助けるために

わたしの手をお望みでしたら

きょう、わたしのこの手をお使いください。

主よ、きょう一日、

友を求める人々を訪れるために

わたしの足をお望みでしたら

きょう、わたしのこの足をお使いください。

主よ、きょう一日

優しいことばに飢えている人々と

語り合うため、わたしの声をお望みでしたら

きょう、わたしのこの声をお使いください。

主よ、きょう一日、

人は人であるという理由だけで

どんな人でも愛するために

わたしの心をお望みでしたら。

きょう、わたしのこの心をお使いください。  マザーテレサ

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