雙葉日記

2025.01.15

今朝の祈り

2025年1月15日 

新しい週のはじまり、冬の霞が立ち、街全体が柔らかい光に包まれたような朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

「沈黙の実りは祈り、祈りの実りは信仰、信仰の実りは愛、愛の実りは奉仕、奉仕の実りは平和」という、マザーテレサが大切にした言葉が残されています。

カトリック教会では25年に一度、聖なる年、ジュビリーやホーリーイヤーと呼ばれる、特に巡礼が進められる1年を祝い、過ごします。今年2025年は、まさにその年で、今回は特に「ついえることのない希望、神への希望を際立たせる聖なる年」とされ、希望がテーマとされています。希望は、いつでも私たちの進む道の先を照らす光であり、人生の荒波にあっては錨(いかり)となって、私たちが悪の波に流され呑まれることから守ります。

最初のマザーテレサの言葉も、すべての実りである希望を求めるもので、私たちの人生の旅路は希望を求めて歩む巡礼のようなものなのかもしれません。

人は誰かを希望とし、また誰かの希望となることができます。聖年を過ごす私たちが、たえず喜びに心弾ませ、「希望に満ちあふれ」(ローマ15・13)、「ちょっとしたほほえみ、親しみのしぐさ、兄弟としてのまなざし、真摯な傾聴、無償の奉仕を」豊かな希望の種として差し出し、誰かの希望となることができるよう願い、手を合わせて祈りましょう。

朝の祈り

新しい朝を迎えさせて下さった神よ、

きょう一日わたしを照らし、導いてください。

いつもほがあかに、すこやかに過ごせますように。

物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、

いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、

感謝すべきものがあることを、悟らせてください。

自分のしたいことばかりではなく、

あなたの望まれることを行い、

まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを

見いださせてください。

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