2024年10月22日 朝の祈り
新しい週のはじまり、衣替えの時期を迎えて校内も校外も引き締まった色が行き交い、空には秋らしい薄い雲が浮かぶ朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
カトリック教会では10月をロザリオの月とし、聖母マリアへの祈りを通して、私たちが倣おうとするイエス・キリストの生涯を特に心をかけて黙想しています。ロザリオを繰りながら、主の祈り、アヴェ・マリア、栄唱を唱えていく祈りは、仏教の数珠で回数を数えながらお経や真言を唱える姿と重なります。
無心になって、ただひたすらに乞い願い、自分を超えた大きなものに寄り頼む祈りは、それぞれ弱さを抱える人間にとって必要なもので、国や文化を超えて共通するものと言えますね。
皆さんはロザリオを持ったことはあるでしょうか。自分の好きな色、好きなデザインのロザリオを選び、持ってみても良いかもしれません。祈りは神様への心の開きです。祈りの最も良い模範であるマリア様の取次ぎを願いながら、自分自身の深いところにある望み、願い、悩みや苦しみ、喜びや感謝を伝え届ける思いで、手を合わせて祈りましょう。
アヴェマリアの祈り
アヴェマリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母、聖マリア、わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。