雙葉日記

2024.10.15

今朝の祈り

2024年10月15日 

新しい週のはじまり、お祭りの賑わい、太鼓やかけ声が響いた地域も多かった連休が過ぎ、秋の深まる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

今日から高校2年生が広島、山口、長崎へ出かけています。ノーベル平和賞に日本の被爆者の皆さんが続けてこられた活動が選ばれ、今特に喜びに沸き、新たな決意に満ちた2つの被爆地を巡ることが、訪問する皆さんの学びや気づきをより深めてくれることを願っています。

雙葉6年間の最後の宿泊研修となる高2の研修旅行は、宗教、歴史、自然に触れる学びの場で、自分の大切なものを信じることが許されなかった時代にあっても祈りをつないだ歴史、幾多の苦難から何度も立ち上がり復興していく人々の思いの強さを知り、訪れる土地や建物、流れる風に息づく人々の願いや祈りから、いのちや平和の尊さが深く感じられ、自らの生き方を問う機会となっています。

出かけた先輩・後輩たちのそのような学びに心を寄せながら、今回の平和賞受賞の意義にも思い至らせ、人が人らしく生きられる未来を願い、手を合わせて祈りましょう。

平和を願う

神よ、あなたの平和のためにわたしを役立たせてください。

憎しみのあるところに、愛が、

争いのあるところに、和解が、

分裂のあるところに、一致が

疑いのあるところに、信頼が、

誇りのあるところに、真理があるように働かせてください。

絶望から希望へ、

悲しみから喜びへ、

やみから、光へ、わたしたちを歩ませてください。

神よ、慰められることよりも、慰めることが、

理解されることよりも、理解することが、

愛されることよりも、愛することができるようにさせてください。

与えることによって与えられ、

ゆるすことによって、ゆるされ、

あなたのためにいのちをささげることによって、

永遠のいのちが受けられます。    アシジのフランシスコの祈り

                        

日本被団協の代表を務める箕牧さんとは2年前の研修旅行でご縁をいただき、本校でもご講演いただきました。
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