2024年9月24日 朝の祈り
新しい週のはじまり、厳しかった残暑も何処へやら、秋分を過ぎて、お彼岸明けを控え、さわやかな風が吹き抜ける朝、今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
年始の大きな地震から、やっとの思いで前向きな気持ちを取り戻し、復興への道を歩み始めていた被災地を豪雨が襲い、再び甚大な被害をもたらしています。悲しみや、やるせなさから立ち直ろうとしていた人々の悲痛な心のうちをお聴きするたび、胸が張り裂けそうな思いに駆られます。亡くなられた方、今もご家族の帰りを待っておられる方、生活の場を奪われるなど苦難をさらに重ねられた方、ふるさと能登を守ろうとする方々のために祈りを捧げたいと思います。祈ることが、私たちの思い、ことば、行いを変え、その波を周囲に伝え、連帯のしるしとなっていくよう願いながら、手を合わせて祈りましょう。
災害のときに祈る
神よ、あなたのあわれみは尽きることがなく、
願う人にはいつも新たな恵みが与えられます。
災害を受けた人々をかえりみ、
ふたたび立ちあがる力をさずけてください。
キリストよ、あなたはわたしたちの労苦を背負い、
苦しみを担いました。
いま災害を受けた人々の苦しみを
少しでも軽くするように、わたしも努力します。
このこころざしを祝福してください。