雙葉日記

2024.11.07

中2 錬成会

スローガン「Chalcedony(カルセドニー)」を胸に、学年の協調性を磨く3日間になりました

 10月30日(水)~11月1日(金)、2泊3日の日程で、中学2年生が錬成会に行ってきました。今年度は、スローガンに「Chalcedony(カルセドニー)~お互いの個性を認め、活かし、協調性を育もう~」を掲げ、創作劇や野外調理など、班で協力して行う活動に挑戦しました。

 また、神父様の講話の中では、神さまから与えられた使命である「召命」をキーワードに、「自分だけに目を向けるのではなく、周囲の人を助けることが大切」「友だちが増えるということは、自分自身の生きる意味や価値が増えるということ」というお言葉をいただきました。静岡雙葉で学年やクラスの友人たちと出会うことができている意味を改めて考える機会となりました。お互いの個性を尊重しながら協調性を磨き、学年の絆をさらに深められた3日間となりました。

 詳細な日程は以下の通りです。

◆1日目

 神父様の講話(1)

 班別エクササイズ:「絵本の続きを考えよう」をテーマに、班ごと創作劇に挑戦しました。

 神父様の講話(2)

◆2日目

 野外活動(1):野外調理を実施し、班ごとにカレーライス、豚汁、炊き込みご飯を作りました。

 野外活動(2):実行委員が企画したキャンプファイヤーを行いました。

◆3日目

 ミサ

◆実行委員長より

 今年の錬成会では、「Chalcedony(カルセドニー)~お互いの個性を認め、活かし、協調性を育もう~」というスローガンを掲げて活動しました。カルセドニーは宝石の名前で、石言葉には、「社交性」「思いやり」「調和」などがあります。中二学年は、個性豊かな生徒が多くいます。その中で意見の違いや衝突が生まれることもありますが、それを超えてお互いを認め、協力していきたいという思いを込めました。

 錬成会の3日間のために準備していく中で、大変なこともたくさんありましたが、それ以上に、実行委員8人で肩を組んで成長できたなと感じています。色々ハプニングは多かったものの、そのハプニングがあったからこそ見えたものがたくさんあって良い学びになったと思います。改めて、良い錬成会にできて良かったです。

◆生徒の感想より

・神父様のお話の中で何度も登場した、「私の価値」「召命」「環境」の3つの言葉が印象に残っている。誰もが神様から格別の愛を受けていて、各々の独自性と特別な価値を持っていると知ることができた。また、野外調理では、解決策の見えない問題に対して全員で考えを出し合い、班の垣根を越えて協力し合って最後までやり通すことができた。この経験は私の宝物になったし、全員にとって、とても価値のあるものだったと思う。

・今まではあまり話したことがない人がいると意見を合わせてみたり黙っていたりしたこともあったが、今回は自分の意見や考えにしっかりと責任を感じながら会話することができた。でも、場に応じて、言うべきこととそうでないことの区別をし、協調性を育むこともできたと思う。また、普段接しない人や苦手な人と話すことに今までは少し抵抗があったが、神父様のお話を通して、誰にでも良い面も悪い面もあると考えることができた。

・神父様の講話の中では、自分の置かれている環境には必ず神様からのメッセージが隠されているということが特に印象に残った。自分の召命は今はまだ見つけることができていないけれど、隠されたメッセージを、神様から与えられたものすべてを存分に生かしながら見つけていくことができたらいいなと思った。「自分で問題を探し、何回も何回も考え続けていく」ことも、これからの自分にとって必要なのだとわかった。

・今年の錬成会を通し、いつも真っすぐな道を歩こうとしなくてもいいんだなぁと思いました。神父様の、「正しい答えを出そうとするのではなく、たくさん失敗することが大切」という内容が心に響きました。今回の錬成会中の野外調理や班活動のように、何でも試して失敗してまたやり直しを繰り返すことがこれから自分を大きくするうえで大切なことだと学びました。勉強や部活でももっと自分からチャレンジしてみて、どんどん新しい視点を見つけたいです。

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