雙葉日記

2025.05.09

中1 オリエンテーション合宿

これから6年間を一緒に過ごす仲間と「協力する」大切さを実感しました

 4月24日(木)から25日(金)の1泊2日で、中1の生徒たちが「オリエンテーション合宿」に出かけました。日程は以下の通りです。

【1日目】

・開会式

・エクササイズ①(私のホッとできる場所・私の宝物)

・校長先生の講話

・エクササイズ➁(おもしろ協力ゲーム)

・夜のお楽しみ(キャンプファイヤー)

【2日目】

・黙想館にて黙想、クラス集合写真

・エクササイズ③(同心円エクササイズ)

・クラスごとの分かち合い

・閉会式

 校長先生の講話や、数々のエクササイズを通して、雙葉での6年間を一緒に過ごす仲間の一人ひとりがかけがえのない存在であること、そしてお互いの個性を認め合いながら協力すること、相手のために祈り感謝することを、生徒たちは実感できたようです。2日目の「クラスごとの分かち合い」では、このオリエンテーション合宿で得たことや、この一年をどんな一年にしていきたいかを、一人ずつそれぞれの言葉で真摯に語っていました。

◆生徒の感想より◆

・この2日間を通して感じたことは、コミュニケーションをとること、助け合うことの大切さです。この合宿では、みんなで協力して生活することが多く、意見を出し合って行動しました。まだ、あまりしゃべったことのない人との班だったので少し不安もありましたが、みんなで時間の確認、共有をしながら行動できました。…先生もおっしゃったように、今だけしか感じることができない素直な気持ちを大切にしていきたいなと思いました。「うまくいってよかった」や「楽しかった」など、このメンバーだからこそ感じることがきっとたくさんあったと思います。なので、感じたことを正直な言葉で伝えることができたらいいなと思います。

・エクササイズでは仲間と協力することが多く、全部で5つのゲームに挑戦し、最初のゲームの方ではみんなで一つになって合わせるのが難しかったけれど、最後のゲームではそれぞれ3つのチームに分かれて挑戦して、最初のゲームに比べてクラスの絆が深まり、とてもスムーズにゲームを楽しむことができました。エクササイズや食事、バスの中などの一緒にいる時間が増えることでお互いのことをよく知り、6年間を共に歩んでいく仲間たちとの関係性の土台を作ることができ、この合宿の目的を果たすことができてうれしく、とても思い出に残る時間でした。そして私は班長を務め、班のメンバーをうまくまとめたり5分前行動をすることができるのか不安だったけど、「班長だから」というように全て任せられるのではなく、みんなで協力し合えて、とても助かりました。

・校長先生のお話では、自分一人だけでは生きていけないから、誰かと助け合わなければ成長できないということを聴き、人を愛すること(大切にすること)や、仲間がとても大事な存在だということを実感しました。私は、今まで自分の気づいていなかったことに気づくことができ、とてもよい機会であったし、この仲間と過ごしていく時間はまだまだあるので、学んだこと、知ったことを生かしながら生活していきたいと思いました。これからは、いろいろな人に善い行いをして、助け合い、協力しながら、雙葉の生徒としてふさわしい人間になりたいと思いました。祈りもしっかり、心を込めて行っていきたいです。お互いに生活しやすいようなクラスの雰囲気を作っていきたいし、困っている人のためにすぐに助け合えるようなクラスにしていきたいと思いました。

・校長先生のお話では「命」についてのお話が心に残りました。「人間が互いに助け合い、補い合って生きているのです」という校長先生のお言葉に、本当にそうだなと改めて感じました。人は決して一人で生きていくことはできない。だから自分を支えてくれる、全ての人に感謝して過ごしたいです。合宿が終わった今、そのお話をもう一度思い返し、「命」について考えていると、ふとその日の夜に見た十字架のキャンドルにともされた火を思い出しました。その火には強い力がありました。いつかは消えてしまう運命である火でも、今を懸命に燃える姿に、命のようなものを感じました。私も目の前のことに全力で取り組み、先生からいただいた「親睦の火」をずっと心の中で大切にともし続けたいです。

一覧はこちら