全校生徒でクリスマスのミサにあずかり、イエス様の誕生をお祝いしました
冬休み前最後の登校日となる12月20日(金)、クリスマスをお祝いするキャンドルサービスとミサが行われました。キャンドルサービスでは、舞台上の大きなろうそくに灯された火を、全校で分かち合いました。火の温かさを分け合う中で、他者と幸せを分かち合うことの喜びを感じることができる時間となりました。
ミサの中では、司教様より、「クリスマスは、私たち一人ひとりに、それぞれの形で救いが実現したことを祝う日である」とのお話をいただきました。また、イエス様が、地位や名声をもたない姿でお生まれになったことから、神さまは人生の中で苦難を経験した人とともにいてくださる存在であることを、改めて知ることができました。
その後、各学年、生徒会、教員による共同祈願では、私たちが神さまからいただいた恵みに感謝し、その恵みを周囲の人々と分かち合うことができるよう、お祈りをささげました。
2024年の締めくくりとして、全校生徒でミサにあずかる中で、この1年の出来事を思い起こし、周囲の人々からいただいた恵みに感謝する機会をもつことができました。また、イエス様の誕生やその生涯が困難な状況に置かれた人々とともにあったことに思いを馳せる中で、他者の存在を常に心に留め、思いを尽くすことの大切さを改めて感じるひとときとなりました。
◆共同祈願より◆
神さま、全校生徒が一堂に会し、クリスマスをお祝いできることに感謝いたします。華やかな装飾や音楽が冬の街景色を彩り、クリスマスの雰囲気に心が温まる一方で、私たち高3生は迫りくる受験に不安が高まる時期を迎えています。不安はこれまで努力してきたからこそ生じるものだとも思います。それでも、自分と他者のありのままを大切にする純真さ、なすべきことに誠実に取り組む堅実さを軸として、たゆまぬ努力が重なれば必ず乗り越えられると信じています。
学年全体で最後まで支え合い、本番では最大限の力を発揮できますように。また、この6年間で培った深い知性と精神性を結実させて、それぞれの未来に高い志をもって強く踏み出していくことができますように。
神さま、私たちの進む道を祝福し、温かく見守り、力づけてください。(高校3年生)