新しい年度を迎え、聖書のことばに耳を傾けながら、祈りを分かち合いました
4月15日(月)に講堂にて、林健久神父様の司式による「み言葉の祭儀」が行われました。「み言葉」とは神様があわれみの心をもって下さった言葉、聖書の言葉のことです。新しい年度を迎えた今、聖書のことばに静かに耳を傾け、それらが日々の行動や思考の中に生かすことができるよう、皆でお祈りしました。共同祈願では、それぞれの学年ならではの誓いや祈りを言葉に表し、学校全体で共有し合うことができました。
◆第一朗読 「テサロニケの信徒への手紙」5章12~22節(抜粋)◆
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。“霊”の火を消してはいけません。預言を軽んじてはいけません。すべてを吟味して、良いものを大事にしなさい。あらゆる悪いものから遠ざかりなさい。
◆福音朗読 「マタイによる福音」7章7~12節(抜粋)◆
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。……あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。
中1の生徒にとっては、この祭儀が入学して初めての御ミサにあたり、全員が聖書を手に持って臨みました。祭儀の最後に、神父様は「みなさんにとって、この聖書がずっと、生き方の道しるべとなりますように」と祝福を下さいました。これから出会う宗教の授業や行事を通して、聖書のことばを理解し、自分なりに深めていけることを願っています。