雙葉日記

2023.11.04

高1 研修会

スローガン「SYMPHONY」を胸に、自分・友人・学年全体の良さを発見できました

 10月25日(水)~27日(金)の2泊3日の日程で、大原富士宮ビガークラブにて「高1研修会」が行われました。お迎えした神父様は、コンベンツアル聖フランシスコ会の山口雅稔神父様です。

この研修会での目的は、

1 かけがえのない「他者」という存在を肯定する

2 自分と他者の内面を理解し、互いに補い合う

3 メリハリをつけて、その場に合った行動をする

4 自分自身の可能性を信じ、枠に留まらず、新しいことに挑戦する

という4つで、「自分と他者の関わりの中で互いに足りない点は補い合い、集団としてより高めていきたい」という生徒たち自身の願いが込められています。

 そこで、今年度のスローガンは「SYMPHONY(シンフォニー)」に決定しました。自分の音色を奏でつつも、自分には出せない音を補うことで演奏が創り上げられる、オーケストラの交響曲が、上記の目的と重なります。この研修会を通して、自分の個性や魅力を発信しながら、友人の良さ、学年全体の良さを再認識し、見出していくことができました。

 研修会の日程は、以下の通りです。

【1日目】

ビガークラブ到着

開会式

神父様の講話(1)

個人考察・まとめ

班別エクササイズ(Ⅰ)

神父様の講話(2)

個人考察・まとめ

VTR視聴

【2日目】

神父様の講話(3)

個人考察・まとめ

班別エクササイズ(Ⅱ)

エッセイ執筆

班別分かち合い(エッセイをめぐって)

班別研修発表会

【3日目】

神父様の講話(4)

個人考察・まとめ

ミサ

閉会式

ビガークラブ出発

白糸の滝見学

 2日目の班別分かち合い・エクササイズでは、「生きる」をテーマに班ごとに話し合い、班別発表会ではそれぞれの思いを学年全体で分かち合いました。

 生徒たちにとって、この3日間は、日常を離れて神父様のお話に耳を傾け、自己を見つめ、班の友人と意見を共有し、学年全体で思いを分かち合った時間となりました。高校1年生の「今」の思いを共有することは、今まで気づかなかった自己を発見し、他者に対する理解を深めることに繋がります。高校生になり、「自分は何者だろうか」「どのような進路を歩むのだろうか」と考えるようになった今、こうして「生きる」ことの意味を深く考え、自己と対峙する時間を持てたことはとても有意義であり、実りの多い3日間となりました。

◆実行委員長のコメント◆

 日々、進路選択や部活、勉強に忙しい中、「生きる」というテーマに対して3日間を通して考え抜くという、研修会という機会はとても貴重なものでした。神父様の講話に耳を傾け、友人たちとのエクササイズに取り組むことを通して、日頃何気なく受け入れていた「生」に対して、一人一人が希望を持ち、それぞれの価値観が変わっていきました。この経験を軸に、ありのままの自分と向き合いたいです。

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