新しい週の始まり、まだ寒さを感じる日和の中にも、春の花が明るい顔を見せ始め、心を温かくしてくれる朝、今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ祈りましょう。
三寒四温、春を感じる日が増えて、植物たちも冬の間に固まった体を伸ばすように、新芽を付け、蕾を膨らませています。草木が光に向かってその枝葉を伸ばすように、子供の心は純真で神様と繋がっています。子供はいのちの神秘を直感で感じているためか、自らの存在の大切さを自覚し、純潔で素直な信頼に溢れているのです。
皆さんの心もそのような輝きに満ちています。
今月の祈りの言葉にバレ神父様の「神と親しくなる確実な道は、全てにおいて子供のようになることです」というお言葉を選びました。私たちはいつしかその澄んだ心を曇らせ、疑り深く高慢になり、虚栄を張って、自分ばかりを見るようになってしまいます。
バレ神父様の教えに倣い、子供のような柔和な心に立ち戻ることを忘れず、日々を新たな気持ちで迎えられることに感謝して、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせてくださった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやき過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。