雙葉日記

2024.05.20

今朝の祈り

2024年5月20日

新しい週のはじまり、新緑から一層色を深め、その枝葉を大きく伸ばした木々が街路に天然の傘を広げる朝、今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

皆さんは「言う」ということと、「話す」ということの違いを考えてみたことはあるでしょうか。お話のプロである落語家さんたちは、最初にその違いを教わるそうです。「言う」ことは相手がなくてもできること、「話す」ことは必ず相手が必要なことですね。「言う」ことは自分だけで言いっ放すこともできてしまう、それに対して「話す」ことは相手の存在を認め、その気持ちを大切にして「話しかける」こと、耳を傾ける心を含んでいます。「言う」ことが簡単でも「話す」ことが難しい物事はたくさんありますね。本当にさまざまな背景を持つ、たくさんの人とともに生きていく私たちは、その背景に思い至らせ、心と心で「話す」姿勢を磨いていく必要があります。その多様な他者の背景への想像力を広げてくれるのは、知識や教養、論理的な考え方です。今週は明日明後日から学年初めの試験に臨みます。学びの成果の確認を通して、温かい人間として深まっていく自分を確かめていくこともできるよう願いながら、手を合わせて祈りましょう。

朝の祈り

新しい朝を迎えさせてくださった神よ、

きょう一日、わたしを照らし、導いてください。

いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。

物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、

いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、

感謝すべきものがあることを、悟らせてください。

自分のしたいことばかりではなく、

あなたの望まれることを行い、

まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを

見いださせてください。

聖堂入口の創立者ニコラ・バレ神父様の彫像。ステンドグラスを透過した光が差し込んで美しく映えます。
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