「ふたばのコース制」では、個人探究テーマやチームで設定した課題に取り組む中で、主体的に学習する姿勢や未来への志を育んでいます。この発表会では4コースの生徒たちが互いの発表を聞き合い、学びを深めます。
また、下級生も高2生の発表に刺激を受け、学びを追究する楽しさに目覚めていきます。
生命科学コース
「探究は続く」
高1時にはゼミや講演を通して命にまつわる諸問題についてさまざまな立場に立ち、その意義を深く考えました。高2では課題研究のほか、プロジェクトベースのテーマもあり、57名で17テーマに取り組みました。外部発表へのエントリー、企業との連携など、実際に行動・実践し、試行錯誤する中で学びを深化させていきました。
研究テーマ(例)
科学技術コース
「自らの一歩を踏み出し、興味を深める」
「自分の中にある好奇心をもっと深めたい」という思いから科学技術の調査とLEGOなどを用いたモノづくり、プログラミング体験などを通して個人探究を重ねていきました。試行錯誤の連続を経て新たな世界へと一歩を踏み出すことができました。その過程で得られた達成感はかけがえのないものとなりました。
研究テーマ(例)
社会科学コース
「問いと格闘し、自らを破る」
高1時にはマンダラートや問いのフィールドの作成、大学教授の講義や卒業生の講演から各自の探究テーマを明確にしていきました。高2では自己の問いに対応する仮説と論証の展開を「探究マップ」で図式化し、論文執筆を開始しました。事例と根拠を挙げながら考察を重ねて論理的に導き出されたユニークな成果を示すことができました。
研究テーマ(例)
国際教養コース
「国際的視野を広げ、社会貢献への道を探る」
高1時にはジェンダー・貧困など、自分たちが設定したテーマに基づいて、グループ毎にリサーチプレゼンテーションを行いました。高2では個々にテーマを設定し、文献講読やアンケート調査、インタビューなどを通して探究テーマの理解を深めていきました。中間発表会では「コース全体で協働して学ぶ」姿勢を大切にしました。試行錯誤を通して考察を重ねた集大成となりました。
研究テーマ(例)