雙葉日記

2022.04.25

FUTABA 中高生 PEACE プロジェクト

高3有志生徒の企画で、ウクライナの文化を知り現在の世界情勢を知る機会を設けました

 4月30日(土)の15時30分から、本校講堂にて、高3有志3名の生徒と、公民科の企画である「ここから平和を創(はじ)めよう~FUTABA 中高生 PEACE プロジェクト」を開催します。「在日ウクライナ人女性とウクライナ正教司祭による講話と祈りの集い」と題し、ポール・コロルーク司祭(ウクライナ系アメリカ人・ウクライナ正教会司祭)とオクサーナ・ピスクノーワ氏(ドネツク州出身在日ウクライナ人・元NHKロシア語講座講師)をお招きし、皆で平和への願いを共有するひと時を持ちたいと思います。

 多くの方々のご参加を願っております。ご興味のある方は、トップページのリンク(「新着情報→お知らせ」)よりお申込みください。

 以下は、このプロジェクトを企画した、3名の高校3年生からのコメントです。

【この企画を立ち上げた経緯を教えてください。】

 初めは、ウクライナの方々を支援したいという一心でした。日々情勢が悪化するのをテレビやその他メディアを通して見るたび、21世紀の今に起きていることへの驚愕と、何もできない無力さを感じていました。2人の友人に声をかけ、先生にも相談し、具体的な内容を決めるにあたり、かつてのウクライナの風土や文化を知ることも支援の一つと考え、募金に加えウクライナに縁あるお二方をお招きし、お話を伺うことになりました。 

【この企画が実行に至った今の気持ちは?】

 日本から遠く離れた地で戦争がはじまり、痛ましい日々の報道を見て、何もできない自分の無力さを感じていました。このプロジェクトを通して、このもどかしい状況から一歩進むことができ、嬉しく思います。そしてウクライナの文化を知り、より多くの方に“平和とは何か”について考えていただき、今までと異なる視点で世界を見つめる機会をつくりたいと考えています。 

【皆さんに向けてのメッセージをお願いします】

 私たちにできる、最も簡単な問題解決への一歩は、「知る」ことだと思っています。当日は講話に加えて、ウクライナの文化・民族としての宗教・講師の方々の思いを知り、現在の世界情勢について身近に感じる機会にしていただければ幸いです。多くの方のご参加をお待ちしています。 

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