雙葉日記

2022.12.21

お客様をお迎えしてのクリスマス会

あたたかい雰囲気に包まれて、皆でクリスマスをお祝いしました

 12月17日(土)16時30分から、本校講堂にて、「お客様をお迎えしてのクリスマス会」を実施しました。700名を超えるお客さまにお申込みをいただき、盛況の中、皆で一足早いクリスマスをお祝いしました。クリスマスマーケットの賑わいとは一転した静謐な雰囲気に包まれて、キャンドルの灯りを皆で分かち合い、祈りを共にしました。

◆プログラム◆

・学校長あいさつ

・ハープ部による演奏

・クリスマス絵本の朗読(高2代表生徒)

・クリスマス講話(林健久理事長)

・キャンドルサービス

◆待降節の祈り 代表生徒のスピーチより(高1生徒)◆

……(幼い時の)私にとってのただ楽しいクリスマスは、雙葉に入って少し変わりました。なぜならば、イエス様のことを宗教の時間に深く知ったからです。その背景には残酷さが垣間見え、楽しさだけではないことを知りました。また、遠い昔のことがこんなに綺麗に話がまとまって私たちにまで伝わっていることが、私を不思議な気持ちにさせてくれました。
 イエス様の誕生を祝う、クリスマス会でのキャンドルサービスでは、遠いところにあるひとつの光から徐々に講堂いっぱいに広がって、辺り一面輝いていることに感動しました。あの光が自分の所まで少しずつ、少しずつ来たことが、本当に奇跡のように思えたのです。これからも雙葉に入った新しい学年の人達は、同じような感動を覚えることでしょう。
 このクリスマスという時間はどこでも祝われています。今は、ウクライナ侵攻がまだ続いており、災害などのわたしたちにとって恐ろしいこともたくさんあります。けれど、この時間はどこに住む誰にとってもほんの少しでも幸せが訪れると私は思っています。ゆくゆくは、世界が平和になるよう、私たちの世代が動くべきであり、世界のために動ける、その中の一人で私もありたいと思っています。
 今は、世界で、いっときでも幸せな時間が訪れることを心から願っています。

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