雙葉日記

2024.03.25

第6回 FBJCの集い

卒業した高校3年生による座談会を行いました

 3月16日(土)の午後、視聴覚室にて「第6回 FBJCの集い」を行いました。今年度最後のFBJCの集いで、「高校3年生とわくわくお話し会」と題した座談会をお楽しみいただきました。登壇した卒業生は、全部で7名。文系・理系それぞれの進路に向かう彼女たちに、学校生活や進学先のことなどについて語ってもらいました。皆それぞれの言葉で丁寧に語っており、彼女たちが雙葉で出会った仲間を尊敬し、キリスト教の教えや祈りの時間を大切にしてきたことがよくわかる、心温まるひと時でした。ここに、その内容の一部をご紹介します。

◆進学先の学部系統◆

理系:歯学・工学

文系:法学・商学・教育学・政策学・芸術学

◆雙葉に入学してよかったなと思う点は?◆

・尊敬できる、素晴らしい仲間と出会えたこと。頑張っている友人に触発されて自分も努力できた。

・友人たちが皆個性豊かで、お互いに違いを認め合う雰囲気があったこと。だから自分も自分らしくいられた。

・いろいろなことに挑戦できたこと。先生方が自分の背中を押して応援してくれた。

・行動力やリーダーシップが身についたこと。

◆キリスト教の教えについて◆

・中高生という多感な時期に、キリスト教の考え方に触れられたのは嬉しい。「ありのままの自分を愛する」という教えは、自分の拠り所となった。

・相手を大切にできた。「苦手な人に対しては、幸せを遠くから祈る」という考え方が心に残っている。

・忙しいと自分のことで精一杯になってしまうが、朝の3分間の沈黙の時間を通して「誰かのことを思い、誰かのために祈る」ということができ、貴重な時間だった。

・どんなに忙しい時にも、3分間の沈黙という「落ち着く」時間をあえて持つことで、一日そのものを落ち着いて過ごすことができた気がする。

 座談会の後は、それぞれの卒業生がグループに分かれて、交流会を行いました。どのお客様も卒業生たちに対して熱心に質問をして下さり、さらに中身の濃い時間を過ごすことができたと思います。

◆アンケートより◆

・雙葉に行ってみたいな!と思いました。面白そうですね。楽しそう!(小学生)

・進路を決めたわけが、人の役に立ちたいという理由だったので、心があたたまりました。(小学生)

・部活と勉強を同時にどのようにやっていたのか、受験への道などを聞くことができ、参考になりました。(小学生)

・温かい雰囲気の中にも芯の強さが感じられる卒業生の皆さんのお話を聴き、どうして皆さんがこんなにも素敵な女性に成長されたのか分かった気がしました。(保護者)

・高校3年生のみなさんの話を聴いて、中高一貫で入学後に、6年後はこのように成長するのか、と想像できました。友人、先生方、学校が好き!という気持ちが伝わり、すてきだと思いました。(保護者)

・困難な状況など、決して楽ではない時にも、友人や先生方が、個を認め、一緒に考えてくれる関係を築ける学校だと皆さんがお話ししてくれたことは、保護者としてとても心強く感じます。将来をしっかり見据えて、さらに自分の言葉で話される姿。ここまで成長を見守る学校は、とてもすばらしいと思えました。(保護者)

・皆さんが自分の進路を迷いなくお話しされていて、とても頼もしく、輝いていて、今後の活躍がとても楽しみです。他の方がお話しされている時も、皆さんが深くうなずきながら聞かれていて、お友達とも良い関係で、お互い認め合っていることがわかりました。(保護者)

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