雙葉日記

2021.08.04

生徒会 パラスポーツ交流

地域の小学生の皆さんと一緒にパラスポーツについて学び、楽しく交流しました

 7月31日(土)午前中、本校体育館にて、生徒会メンバーによる企画「パラスポーツ交流」が行われ、有志の生徒たちが参加しました。近隣地域の小学生の皆さんをお招きし、さらに講師として「NPO法人しずおか障がい者フライングディスク協会」の3名にご来校いただき、パラスポーツの競技である「フライングディスク」と「ボッチャ」を教えていただきました。

 「フライングディスク」は、プラスチック製の円盤(ディスク)を投げ、飛距離や的を通す正確さを競います。一見シンプルな競技ですが、いざディスクを投げてみると思いがけない方向に飛んでいき試行錯誤の状態でしたが、講師の方々に助言をいただきながら、徐々にコツをつかんでいきました。得点を競うゲームでは、狙いを定め勢いよく投げ、得点板を突き抜けた瞬間には、チームから大きな歓声が上がりました。

 「ボッチャ」は、脳性麻痺などの比較的重い運動機能障がいのある人のために生まれたスポーツで、ボールを投げることのできない選手でも勾配具などの装置を用いて投球ができます。試合は対戦形式で行われ、6個のボールを順番に投げて、ジャックボールと呼ばれる白玉にいかに近づけるかを競います。投球技術だけでなく、自分のボールを相手のボールに当てて操作するなど、戦略の立て方も重要な競技です。皆それぞれにイメージを持ちながら投球し、次々に生まれた名プレイに、大きな拍手が沸き上がりました。また、審判のやり方も教えていただき、実際に経験することで採点の仕方もマスターできました。

 「ボッチャ」はこれから始まるパラリンピックの競技です。皆、今日の体験を通じてパラリンピックへの関心が高まり、各国の選手の皆さんを応援するのがより楽しみになりました。講師を務めてくださった「NPO法人しずおか障がい者フライングディスク協会」の皆さま、参加してくださった小学生の皆さま、ありがとうございました。パラスポーツを通して、新しい出会いをいただいたことに感謝しています。

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