2023年1月23日
新しい週の始まり、音もなく蕭々と降る冷たい雨が今週の一段と厳しい寒さの到来を告げる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
「桜は、冬の寒さが厳しいほど、春の目覚めが良い」と言われます。実際に、寒い冬を過ごした枝と暖かい冬を過ごした枝を、ともに同じ暖かさの場所に移して開花を待つと、寒い冬を過ごした枝の蕾の方が早く開くそうです。寒さが厳しいほどに春の暖かさを敏感に感じ取るのですね。1月も早くも下旬、行く、逃げる、去るとあっという間の年度末、1年の学習の締めくくりに差し掛かってきています。越冬芽に包まれて春の暖かさをじっと待つ桜の蕾のように、新たな学年の始まりに向けて今の学びを丁寧に重ね、進級や進学の喜びを味わう頃には、それぞれに胸を張って次のステップへ進むことができるよう願いながら、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせて下さった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。