雙葉日記

2023.05.26

高2国際教養コース ワークショップ

世界の諸問題を知り、考えを深められました

 5月13日(土)、高2の国際教養コースの授業では、認定NPO法人「フリー・ザ・チルドレン」の伊藤菜々美さんを講師にお招きし、ワークショップが行われました。

 「ワールドマップ」と題したワークショップでは、実際に生徒が世界の五大陸(アジア・ヨーロッパ・北米・南米・アメリカ)の立場に分かれ、人口・お金・消費されている食べ物などがどのように分かれているのか、予想しました。自分たちの予想と実態が大きく離れているものもあり、ある程度回答に自信のあった生徒たちも、解説時には嘆声があがりました。

 その後、なぜ国と国で格差が生まれるのか、よりよい世界にしていくためには自分たちにどのようなことができるか、といったテーマで意見交換をしました。伊藤さんの実体験も伺い、国内外問わず、教育、児童労働、衛生などの諸問題に目を向けることや、何が求められているのか、正しい知識を持つことの大切さを教えて頂きました。今回特に、諸問題を「自分ごと」として捉えることが、考えを深めるきっかけになりました。

◆生徒の感想より◆

・アクティビティを通して、自分の予想より遥かに状況が深刻であることを実感した。私たち若い世代は何をするべきか考える機会となった。
・一番印象に残ったのはアフリカのお金、食料、オリンピック獲得メダルが机上に閑散と置かれていた光景。今まで、文面や口頭で深刻さを聞いたことはあったが、その量が可視化されると、やはり衝撃的だった。
・オリンピックでのメダルの獲得数と社会問題は関係がないと思っていたが、メダルの獲得数を知ることで、国の貧富の差や施設の充実が見えてくるのは面白かった。
・(世界では)同世代の人々が現状を解決しようと活動していることを知った。
・自分の得意なことを活かした活動を企画しようと思った。

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