各教室で、コースの研究成果を発表しました
2月3日(土)に、「高2 コース制発表会」が行われました。「生命科学」「科学技術」「社会科学」「国際教養」それぞれのコースに所属する高2の生徒たちが、各教室で一組ずつ交代で、約10分間のプレゼンテーションを行いました。生徒たちは、これまで長い時間をかけて取り組んできた研究成果を、スライドなども用いながら発表しました。中学1年生から高校1年生までの下級生全員、先生方、保護者の方々にも発表を聞いていただき、生徒たちにとっても充実した時間になりました。
◆下級生からのコメントより◆
・サイエンスキャッスルでも発表を聞かせていただいていてすごく興味があり、今回も聞くことができてよかった。コロナ禍だからこそできるこの研究はとても面白いなと思った。スライドに動きがありとても見やすかった。(生命科学コース「コロナにより引き裂かれたワタシとアナタ~パーソナルスペースの構築要因~」)
・サイエンスカフェという親近感がわくネーミングで、話題も興味を惹くものが多くあった。事前と事後に知識のテストを行い、ただ満足度を上げるだけでなく、実際に知識がついたという参加者側への効果についても深く着目しているところがいいと思った。(生命科学コース「体験型サイエンスカフェで科学を親しみやすくする」)
・528Hz周辺の音が癒し効果があるということは知っていましたが、それを踏まえて曲を作るのがすごいと思いました。(科学技術コース「人の心を動かす音楽」)
・ただの立方体や球体からあれほど精密でなめらかな作品を、実際に手に取れないにも関わらずパソコン上で制作する技術に驚嘆しました。個人的に、制作した空間を強固で通気性などの良い素材で3D化したら、わざわざ木材などを用意せずとも家やビルを建設できたりするのかなと気になりました。(科学技術コース「blenderを使用したモデリング」)
・日本と中国の比較がグラフを用いて説明されていてわかりやすかったし、発音がとても綺麗で聞き取りやすくて素晴らしかったです。(国際教養コース「To Promote EV」)
・笑顔で留学生の質問に答える姿が凄くかっこよかったです。日本にいる留学生にもこの言語による教育格差の話題をもっと知ってもらいたいなと思いました。(国際教養コース「Don’t Hide Quietly Education for All.」)
・グラフなどの資料がたくさんあってわかりやすく、根拠があって筋が通っていて、引きこもりとはなんなのか、現状や解決策も知ることができました。(社会科学コース「ひきこもりの隣で」)
・自分にとって身近なテーマですごく面白かったです。美の固定化が起きた理由に納得しました。また出た結論に対し、どんどん関連づけて調べているのが、話の深みが増していて、ワクワクしました。(社会科学コース「メディアが与えるルッキズムへの影響」)