雙葉日記

2023.11.13

今朝の祈り

2023年11月13日

新しい週の始まり、小春日和から一転、冷たい北風に少し首をすぼめる、秋の朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

人と人とが信頼をもってかかわり合うためには、多くの場合、とても長い時間が必要になります。それは時として面倒に感じられ、恐れや痛みを伴うこともしばしばです。互いに代えがきかず、かけがえのないものとして今それぞれの場に生きている私たち、その各々を各々らしくしている違いは本当に尊いものです。

今月の祈りの言葉は、旧約聖書より「あなたの天幕に 場所を広く取りなさい」を選びました。

容量いっぱいに物が詰め込まれた器には、もうそれ以上何かを入れることはできないように、私たちのこころも自分のことやあまり大事でないことばかりでいっぱいにしてしまうと、大切な何かや誰かのための隙間が無くなってしまいます。あなたの天幕に場所を広く、、、自分のこころには大切な人や物事を受けとる空間が残されているでしょうか。何かと慌ただしさが増してくる冬への季節の変わり目、そんな問いを心に留め、思い込みや偏見を捨てて、周囲や社会との温かな関わりを持ち続けられるよう願いながら、手を合わせて祈りましょう。

朝の祈り

新しい朝を迎えさせて下さった神よ、

きょう一日わたしを照らし、導いてください。

いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。

物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、

いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、

感謝すべきものがあることを、悟らせてください。

自分のしたいことばかりではなく、

あなたの望まれることを行い、

まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを

見いださせてください。

11月の祈りのことば。人のことを考える時間、人のことを想う空間を少し広くしていくことを意識していきたい。

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