2023年10月16日
新しい週のはじまり、富士山頂の冠雪が深くなり、道端では秋の花が開花期を迎える、爽やかな秋晴れの朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
カトリック教会では10月をロザリオの月とし、聖母マリアへの祈りを通して、私たちが倣おうとするイエス様の生涯を特に心をかけて黙想しています。ある神父様はこのように語られます。「ロザリオは愛の祈りです。私たちはアヴェマリアと唱えてマリア様に愛を表明しています。こうしてロザリオを唱えるとき、知らず知らずのうちにイエス様に近づき、み心に照らされていくのです」と。皆さんはロザリオを持ったことはあるでしょうか。自分の好きな色、好きなデザインのロザリオを選び、持ってみても良いかもしれません。祈りは神様への心の開きです。祈りの最も良い模範であるマリア様の取次ぎを願いながら、自分自身の最も深いところにある望み、願い、悩みや苦しみ、喜びや感謝を伝え届ける思いで、手を合わせて祈りましょう。
*ある神父様:アントニオ・カヴォリ神父(イエスのカリタス修道女会創立者)
アヴェマリアの祈り
アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
栄唱
栄光は父と子と聖霊に。
初めのように今もいつも世々に。