2024年12月16日
新しい週のはじまり、いくつかのお家の玄関先では、新春の訪れを告げる日本水仙の蕾が膨らみ、新たな年のはじまりが近いことを感じる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
今年も皆さんが学校に集まる最後の週となりました。年の瀬に少し落ち着いて1年を振り返り、お世話になった人や気にかかる人、少し申し訳ない思いを残している人などの顔を心に浮かべながら、感謝のうちに祈る時間をもちたいですね。
山形の方言に「ありがとさま」という言葉があります。ありがとうに、さらに「さま」をつけるなんて素敵ですよね。また、関西地方では、特にお商売に関わる方の間で「おおきに」という言葉が元気に飛び交います。こちらも「大いに」「大変に」という感謝の思いをもより大きく伝えようとして生まれた言葉です。
言葉は人の心の真(誠)を表す鏡です。心からの感謝を何とか相手に伝えようと、人は様々な「ありがとう」の言葉を作ってきたのでしょう。当たり前でない日々の恵みをもう一度思い起こしながら、心からあふれる感謝の思いを心に留め、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせて下さった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。