2024年2月13日
新しい週の始まり、山に近いところでは春らしい鳥のさえずりが聴かれ、陽ざしにぬくもりを感じる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
梅の香りが漂うこの頃、桜の木にも小さな蕾が見られるようになりました。
「桜は、冬の寒さが厳しいほど、春の目覚めが良い」と言われます。実際に、寒い冬を過ごした枝と暖かい冬を過ごした枝を、ともに同じ暖かさの場所に移して開花を待つと、寒い冬を過ごした枝の蕾の方が早く開くそうです。寒さが厳しいほどに春の暖かさを敏感に感じ取るのですね。
2月も半ば、行く、逃げる、去ると、あっという間の年度末、春の暖かさをじっと待つ桜の蕾のように、新たな始まりに向けて今の学びを丁寧に重ね、進級や進学の喜びを味わう頃には、それぞれに胸を張って次のステップへ進むことができるよう願いながら、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせてくださった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。