2024年1月15日
新しい週の始まり、駿府城公園の木々からの木漏れ日が柔らかな光となって教室に差し込む朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
新しい年を迎えた喜ばしさを一転させた能登半島での地震から2週間、大切な方を亡くされた方の悲痛な声、これまでの生活を失った方々に追い打ちをかけるような厳しい寒さや大雪の到来を見聞きする度、胸が締め付けられる思いがする日々です。それでも前を向き、涙をこらえて互いを支え合おうと様々に動き出される皆さんの様子、広がっていく支援の輪を目にすると私たちも心を寄せ、できる形で連帯の思いを届けなければという気持ちに駆り立てられます。明後日には阪神淡路大震災から29年を迎えます。災害に見舞われる度、私たちのあたりまえでない日常、そして命の尊さを痛感します。今笑ったり泣いたり怒ったりできることがどれほど奇跡的なことか。この大切な命や大切な人との暮らしが今ここにあることに感謝の念を持ちながら、精一杯生きていくことを誓い、亡くなった方のご冥福と亡くされた方の傷の癒し、生活の再建を目指す方々の心の支えを願い、祈りましょう。
災害のときに祈る
神よ、あなたのあわれみは尽きることがなく、
願う人にはいつも新たな恵みが与えられます。
災害を受けた人々をかえりみ、
ふたたび立ち上がる力をさずけてください。
キリストよ、あなたはわたしたちの労苦を背負い、
苦しみを担いました。
いま災害を受けた人々の苦しみを
少しでも軽くするように、わたしも努力します。
このこころざしを祝福してください。