2023年12月18日
新しい週の始まり、吐く息白く、街行く人が皆、亀のように手や首をすぼめて歩く、本格的な寒さ到来の朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
今年の登校日も残すところあとわずか、この1年のすべての恵みに感謝をもって日々を過ごしたいですね。今月の祈りのことばは「宿屋には彼らの泊まる場所がなかった」を選びました。週末に本校でも祝うクリスマス、生まれたての赤ちゃんが家畜の餌の箱に寝かせられるという出来事のきっかけは、この家族を泊める宿がなかったことでした。生まれてくるための「場所のない」イエスの姿は、同じように「居場所がない」人にこそ寄り添おうとするその生涯と教えを象徴するものです。絶望に覆われたようなところにも希望はもたらされることを示すこの言葉。私たちの心に愛が生まれる「場所」、愛を受けとる「場所」はちゃんと用意されているでしょうか。いつもたえずそんな問いを心に留め、「居場所がない」人とともにあろうとするイエスの姿に倣う心を持ちながら、手を合わせて祈りましょう。
待降節の祈り
神よ、イエス様の誕生を待ち望んで祈ります。
日頃、わたしたちは、あなたの愛から離れ、
自己中心的な思いにとらわれてしまうことがあります。
わたしたちが、この世界や、自分の中の闇に気付き、
心からイエス様の誕生を迎えることができますように。
そして、自分の弱さや欠点もイエス様のやさしさのうちに受け入れ、
感謝の心で人々に奉仕できるように助けてください。